福岡県北九州市の世界遺産八幡製鉄所で歴史を学ぶ。科学館スペースLABOは親子でワクワクすること間違いなし

スペースワールド駅を出て右手奥には明治34（1901）年に操業開始した東田第一高炉が史跡公園として公開されており近くまで行って、見上げればその迫力に圧倒されます。2015年7月に「明治日本の産業革命遺産　製鉄・鉄鋼、造船石炭産業」として世界遺産登録されました。

東田第一高炉をあとにしたらすぐそばにある、「北九州市立いのちのたび博物館」を訪れます。ここは2001年に開かれた北九州博覧祭に合わせて建設された博物館で、古代の生物から現代の生物に至るまで恐竜や世界中の動物の骨格標本など様々な展示があります。中でも「エンバイラマ館」には古代の北九州を再現した展示があり大迫力の恐竜模型が古代の世界にいざないます。

ジアウトレット内にある「スペースLABO」に行きましょう。この施設は八幡東区桃園にあった「北九州市立児童文化科学館」が2021年12月に閉館し移転リニューアルしました。1階、2階は、「サイエンスLABO」3階は「プラネタリウム」になっており楽しく科学と宇宙を学べる施設です。1階の目玉は「竜巻をカガクする」です。北九州市出身の世界的な気象学者「藤田哲也博士」の功績を称えるコーナーで高さ約10メートル国内最大の人工的に竜巻を発生させることのできる装置があり迫力満点の竜巻を見ることができます。2階には現代科学でも解明されきっていない、身の回りに存在する様々な現象や最新の科学が紹介されています。また「ものづくりの街」北九州市ならではの地元企業が出展した展示もあります。3階には、プラネタリウムとスペースラウンジがあります。西日本最大級のドーム径30メートルと4台のデジタル投影機による解像度8k相当の全天周映像、8.2チャンネルの音響システムによる立体的なサウンドといった最新鋭の設備を擁する世界最高峰のプラネタリウムです。飛行機のファーストクラス並みのゆとりある座席で、自然と同じ究極の星空を巨大ドームスクリーンに再現しています。またスペースワールドから引き継いだ「月の石」アポロ計画関連の貴重な資料も展示されています。

ジアウトレット北九州内でランチです。この中のフードコートに北九州初出店としてあります。八幡店限定の薪火焼ハンバーグＭサイズＢセット（ごはん、サラダ、スープ、ソフトクリーム付）をいただきます。お席から見えるキッチンで薪火焼きのハンバーグはレアで自分で焼き加減を調整するスタイル、国産黒毛和牛のハンバーグは肉肉しくてジューシー、150gのハンバーグをペロリと食べられます。

スペースワールド駅から隣りの八幡駅に移動したら駅から徒歩1分ほどです。オススメは「カツのせ焼きそば」アツアツのソース焼きそばに生玉子とチキンカツが2個のっています。まずは焼きそばをそのままいただきます、その後玉子をくずして味変、チキンカツも頬張ればすべての味のハーモニーがお口いっぱいに広がります。